Kenkichi Yunoki(Sakai-City,Osaka,Japan)(200mm newtonian)
2001/08/12 19h24m(UT) / Mare Insularum & Fra Mauro(既知の海とフラマウロ) / colongitude= 193
2001/08/12 19:23:34(UT) Mare Insularum & Fra Mauro(既知の海とフラマウロ)
200mm(F7) Newtonian  Pentax XP24
Nikon COOLPIX995  ISO 400  1/4s
月面余経度Y=193.00  月面緯度b=+1.11
「既知の海は1964年レインジャー7号の成功にちなんで名付けられたという。
この辺りはゴーストクレーターが多い。
フラマウロ周辺はImbrium Basinが形成された時飛散してきたフラマウロ地層という土壌でおおわれているという。
フラマウロ北西のざらざらした地形はその痕なのだろうか。
アポロ14号はこの地域を調査するために送られ、Imbrium Basin由来の岩石を採取したという。
そのような専門的なことは地上からの観察者にしか過ぎない私には無縁のことだが、フラマウロを詳しく見ると様々な疑問が湧いてくる。
フラマウロからボンプランにかけて谷が走るっている。
この谷は溶岩が重みや収縮で割れたためのものではなさそうである。
よく見るとボンプランやパリのクレーター外壁にも谷は走っているから、溶岩がクレーター内を埋めた後、この地域全体(クレーター外壁をも含め)をひび割れさせるような変動があったのではないかと考えてしまう。
Imbrium Basinが出来たときの衝撃によるひび割れか、それともほかの要因なのだろうか。」
[柚木健吉]
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